今回は、台湾旅行で注意すべきポイントを6項目紹介します。
目次
はじめに
台湾旅行に限ったことではありませんが、旅行時のトラブルはどこに潜んでいるか分かりません。
また、国によって定められているルールがあります。
台湾旅行中、何も知らないまま、日本と同じ感覚で旅行をしていると、こんなはずではなかったのに・・ということにも。
これから紹介する注意点は、北から南までの地域共通の注意点です。
台湾への旅行予定がある方は、覚えておいて損はありません。
それでは、早速、台湾旅行の注意ポイントに移りたいと思います。
注意点① タクシーを利用する際
基本的なタクシーのシステムは、日本と同じでタクシーの色は基本的に黄色です。
初乗り料金(地域によって金額が違います)があり、メーターで計測された走行距離で料金が決まります。
料金は、下車のタイミングで支払います。※ちなみに、タクシーのドアは手動で、自分でドアを開閉します
しかし、上記の流れを無視して料金を請求してくる悪徳タクシーも中には存在します。
メーターを回さずに走り始めたり、乗車してすぐに目的地までの料金を口頭で提示してきたり、遠回りして走行距離を延ばされたりという、いわゆるボッタクリに遭遇することが稀にあるため注意が必要です。
注意ポイント
- 外観の汚いタクシーは避ける。(汚いタクシーが停車しても、身振りで拒否し、綺麗なタクシーを待つのがベスト)
- 黄色以外のタクシーや、会社名がプリントされていないタクシーには乗らない。
- 運転手の登録証明が掲示されていることと、メーターが動いていることを確認する。
- 曖昧な目的地はではなく、メモや地図を使ってしっかりと伝える。
- 走り出す前から金額を提示してくるタクシーには乗らない。
- 『お釣りが無い』と言われないように、お札だけでなく、小銭も準備しておく。
【台湾のよく見かけるタクシー会社】
・台湾大車隊、大都會衛星計程車、大愛計程車(これらの社名がプリントされているタクシーであれば、基本的には安心です)
注意点② 人が多い場所で行動する際
台湾に限ったことではありませんが、夜市や満員電車など、海外で大勢の人がいる場所に行く時は、スリにあう危険がありますので注意が必要です。
混雑している場所では、自分が被害にあっていることになかなか気付けません。
台湾の治安は良いとはいえ、油断は禁物です。
注意ポイント
- 特に男性の方。ズボンの後ろポケットに、お財布やスマホを入れない。盗んで下さいと言っているようなものです。
- 目に見える位置で荷物を持つ。リュックやバッグを持ち歩く際は、人が多い場所ではなるべく背中や腰にまわさずに、前にもってくることを心掛けましょう。混雑している中で、持ち物を見えない位置で持つのは危険です。
- 万が一のことを考え、貴重品はひとまとめにせず、分けて持つ。旅行中の全財産と、クレジットカードを全て一つの財布に入れておくのは危険です。非常用の予備を別に持っておくことをおすすめします。
※『キャッシュパスポート』という、万が一の時に、とても役立つプリペイドカードがあります。詳しくは、別記事のfa-share-square-o台湾留学・旅行に便利なカード!キャッシュパスポートの特徴をご覧ください。
※台湾の治安については、別記事のfa-share-square-o台湾の治安は良い?をご覧ください。
注意点③ 地下鉄を利用する際
台湾の地下鉄は、主要な場所と大体繋がっているので、タクシーやバスよりも安く、短時間で目的地に行くことが出来るためとても便利ですが、ホームや、車内は飲食禁止となっています。
「知らなかった、これからは気を付けます」では済みません。
飲食が発覚した場合は、1,500元(約5,500円)~7,500元(約27,500円)の罰金が科せられます。
注意ポイント
- 『飴』を地下鉄のホームや、車内で食べない。罰金の対象です。
- 『ガム』を地下鉄のホームや、車内で食べない。罰金の対象です。
- ホームに入ったら、とにかく口に物を入れない、咥えない。例え、それが飲食物でなくても、誤解されるようなものは控えましょう。
注意点④ タバコを吸う際
台湾も日本同様、タバコに対する規制が厳しくなってきており、決められた喫煙エリア以外でタバコを吸うと罰金が科せられるため、注意が必要です。
タバコを喫煙エリア以外で吸った場合の罰金は、2,000元(約7,000円)~10,000元(約36,000円)となります。
ちなみに、電子タバコは台湾への持ち込み自体が禁止されています。
注意ポイント
- 公共施設の屋内は、基本的に全面喫煙禁止されている。
- レストランや飲食店は、基本的に全面喫煙禁止されている。
- ホテルは、基本的に全面喫煙禁止されている。
- 歩きタバコは絶対にしない。
- 電子タバコを、台湾に持ち込むことは禁止されている。
※台湾では、喫煙エリア(灰皿が設置してある場所)でのみ、タバコを吸うことができます。
※台湾のタバコ事情、喫煙情報についてより詳しくは、当サイトの別記事fa-share-square-o台湾の禁煙エリアはどこ?タバコを吸う人の覚えておきたいルールをご覧ください。
注意点⑤ 水を飲む際
台湾の水道は飲めません。
厳密にいうと、消毒済みの水ではありますが、日本ほど整備されていないため台湾の水道水(生水)を直接飲むべきではありません。
台湾現地の人も、一般的に水道水(生水)は飲みません。
生水を飲むと、体調を崩す恐れがありますので、必ず飲料用の水(ミネラルウォーター等のペットボトル)を購入するようにしましょう。
注意ポイント
- 水道水(生水)は飲まない。
- 歯磨き・うがいについては、個人の判断によるが、少しでも気になる方や、体調を崩しやすい方は飲料用の水(ミネラルウォーター)を推奨。
- 飲食店の、飲み物に入っている氷については、個人の判断によるが、少しでも気になる方や、体調を崩しやすい方は控えることを推奨。
注意点⑥ 道路を渡る際
台湾の道路は、車が右側通行です。
日本とは、逆になるので注意が必要です。
また、台湾は人よりも車やバイクが優先です。
日本の感覚で道路を渡らないように気を付けましょう。
注意ポイント
- 台湾は、右側通行。
- 台湾は、人よりも車や、バイクが優先。
- バイクの交通量が驚くほど多いため、小道や脇道でも注意が必要。
- クラクションは普通に鳴らされる。日本のように、なるべく鳴らさないという考え方は、ありません。
まとめ
今回の記事では、台湾旅行中にほとんどの方が経験するであろう、シチュエーションの注意ポイントを紹介させていただきましたが、一番大切なことは、外国に来ているということを忘れないことです。
人間、ふとした瞬間に、どうしても普段からとっている生活の癖が出てしまうものです。
「台湾旅行時は、確かいくつかの注意ポイントがあったなぁ」と、うっすらと覚えておいていただくだけでも、台湾旅行で『こんなはずでは・・』となる確率はグンと下がります。
今回の6つの注意項目を是非、覚えておいてください。
最後までお読み頂き、有難うございました。