留学・旅行の命綱となるカード!キャッシュパスポートの特徴

今回は、台湾のみならず、海外210ヵ国(以上)で使用できる「キャッシュパスポート」というプリペイドカードについてです。

ただし、一般的なプリペイドカードとは違います。

このカードは、とても便利なカードで、留学や旅行をする方にとってはとても心強いため、紹介させていただきます。

クレジットカードと同じでしょ?と思った方、是非ご一読ください。

 

どこの企業(会社)のカード?

カードと聞くと、クレジットカードを思い浮かべる方も多いかと思います。

私もその中の一人なのですが、「キャッシュパスポート」は、クレジットカードではなく、プリペイドカードです。

そして、このカードを発行している会社は、クレジットカードでお馴染みの大手「MasterCard:マスターカード」グループです。

プリペイドカード市場のパイオニアである「トラベレックス」という外国為替会社のプリペイドカード管理事業を、マスターカードが買取り、「キャッシュパスポート」のサービスを展開しています。

 

普通のプリペイドカードとの違い

「キャッシュパスポート」は、「MasterCard(マスターカード)」が展開する、海外利用専用のプリペイドカードです。

普通のプリペイドカードと同様に、事前にお金をチャージしていなければ使うことはできませんが、チャージさえしていれば「MasterCard」加盟のATMやお店であれば、どこでも利用することができます。

チャージしている金額内であれば、クレジットカードと同じように支払いに使うこともできますし、チャージしているお金をATMで引き出すこともできます。

ATM引き出しの際は、現地の通貨で引き出すことが可能です。

そして、普通のプリペイドカードと大きな違いですが、「キャッシュパスポート」は、お金のチャージを、台湾(海外の現地)・離れた日本どちらからでも行うことができるんです。

ちなみに、台湾のみならず、210ヵ国以上の国で使用することができるというから驚きです。

 

「キャッシュパスポート」は、紛失や盗難の命綱

キャッシュパスポートの画像を抜粋しているためデータが古いですが、2012年のデータでは海外の盗難・紛失被害は152憶円にも上っています。

「海外旅行中、財布の紛失や盗難が心配・・」

「子供一人で留学。大丈夫だろうか・・お金は足りるだろうか・・」

「海外に大金を持っていくのは不安・・」

「クレジットカードは便利だけど、失くした時が恐い・・」

旅行や、未成年のお子様の留学時、上記のような不安を抱えながらも、「きっと大丈夫」と旅行や留学に向かう方は多いのではないかと思います。

そして、こんな時に役立つのが「キャッシュパスポート」です。

このカードは、セキュリティー性と利便性がしっかりと考えられており、カードの申し込み時に「スペアカード」が付属してくるんです。

要するに予備カード=命綱です。

万が一紛失や盗難のトラブルが起こった際には、該当カードをSTOPし、予備のカードに切り替える(24時間365日サポートセンターへ電話して手続き)ことができるのです。

これは、クレジットカードでは出来ないことです。

 

「キャッシュパスポート」は海外送金に使える

「キャッシュパスポート」は、留学者にとっても心強いカードです。

「子供の所持金が少なくなってきたから、海外送金しなければいけない。」

ということがあると思いますが、海外送金の手続きは意外と面倒ですね。

この「キャッシュパスポート」であれば、日本から必要な金額を振り込み、そして現地(海外)にいる本人はATMで引き出せばよいわけです。

「キャッシュパスポート」のメリットまとめ

「キャッシュパスポート」には下記のようなメリットがあります。

メリット1 クレジットカードとは違い、銀行口座の開設は不要。

メリット2 申し込み時の年齢制限がない。

メリット3 台湾を含め、海外210ヵ国以上のATMで利用できる。

メリット4 日本からの送金手段として使うことができる。

メリット5 予備のスペアカードが発行される。

メリット6 引き出す直前まで、日本の通貨(円)で残高を保有しておくことができる。

メリット7 24時間365日の日本語電話サポートがある。

 

 

「キャッシュパスポート」のデメリットまとめ

キャッシュパスポートのデメリットは、メリットに比べると少ないように思います。

デメリット1 年会費等はないが、12ケ月間の利用またはチャージがない場合、13ケ月目より毎月150円(または外貨相当額)が発生する。

デメリット2 利用することがなくなった場合、登録口座へ残高の返金ができるが、清算手数料(500円+税 )が発生する。

デメリット3 入金の際に入金額の1%、引き出し手数料(200円)がかかる。

デメリット4 当日標準決済レートまたは、政府指定のレートに4%を乗じた為替手数料がかかる。

 

デメリット1については、チャージをすることで回避できます。

デメリット2については、退会時に残高がゼロになるように使いきっておくことで回避できます。

デメリット3・4については、回避不可能です。

手数料の200円については、日本のコンビニATMでも、銀行によってはよくある範囲の金額ですね。

 

「キャッシュパスポート」の最小入金額と限度額

キャッシュパスポートの、チャージ限度額は、下記の表の通りです。

「キャッシュパスポート」の申し込みの流れと利用方法

【申し込み】

キャッシュパスポートの申し込み方法は2つあり、「インターネット」「郵送またはFAX」のいずれかの方法になります。

申し込みから、カードの受け取りまでにかかる時間は1週間程度で、郵便局の本人限定受取サービス(配達時に本人確認書類の提示が必要)で届けられます。

【チャージ】

特別な手続きはありません。銀行窓口、ATM、インターネットバンキング等での振込によってチャージすることができます。

また、家族の方が代理人となる(委任状が必要)ことで、カード保有者に代わってキャッシュパスポートへチャージすることができます。

 

【マイアカウント開設】

「マイアカウント」は、パソコン・タブレット・スマートフォンから、残高利用履歴の照会や、プロフィールの変更を24時間365日、いつでも利用できます。

登録自体は、キャッシュパスポートの公式ホームページから行うことができます。

※マイアカウント利用は、事前にキャッシュパスポートにチャージされている必要があります。

 

台湾(及びその他海外)でのATM利用方法

現地(海外)のATMで、現地の通貨を引き出す形になります。

ATMの利用方法はいたって簡単で、日本のATMとほとんど変わりません。

ただし、MasterCard:マスターカード」提携のATMに限ります。

 

 

公式ページで申し込みはこちら

「キャッシュパスポート」を申し込みや、確認したい場合は、下記のリンクをクリックしてください。

こちらキャッシュパスポート公式ホームページ

 

まとめ

海外留学の学費や生活費の管理、海外旅行先でのショッピングや、アクティビティの支払い、海外出張時の経費管理など、「キャッシュパスポート」を利用することで、安全なお金の管理が可能になります。

台湾に行く予定がある方は、持っておいて損はないカードです。

もしもの時のための「命綱」になる心強いカードですので、お時間のある方は、お手元に1枚置いておくことをおすすめします。

 

最後までお読み頂き、有難うございました。

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