「スマホ・海外」「iPhone・海外」などのキーワードでネット検索すると、「国際ローミング・Wi-Fi・SIM」という「3つの用語」がよく検索結果にあがってきますが「その用語自体が分からない。」という人も多いのではないでしょうか?今回は、台湾(海外)にスマホやiPhoneを持って行く際に主流となっている「3つ」の接続方法について解説していきたいと思います。「国際ローミング・Wi-Fi・SIM」それぞれががどういったモノなのか?それぞれの違いがよく分からないという方は、是非ご一読ください。
目次
台湾(海外)でスマホを使う「3つ」の方法
まずはじめに、台湾(海外)でスマホを使う方法を大きく分けると、下記の「3つ」の方法に分けることができます。
この3つの方法が、台湾(海外)旅行でよく利用される方法です。
①「国際ローミング」サービスを使う 一番簡単な方法
▶日本のキャリア(携帯会社)が行っている「国際電話・データ通信サービス」に入り、スマホを使う方法です。
②台湾(海外)の「Wi-Fi」を使う オススメの方法
▶台湾(海外)現地の無線データ通信網にアクセス(有料と無料あり)して、スマホを使う方法です。
③現地の「プリペイドSIM」を使う 長期旅行だと1番安い方法
▶台湾(海外)現地用のSIMカードを購入&セットして、スマホを使う方法です。
※それぞれの方法を併用したり、必要に応じて切り替えて使うことも可能です。
国際ローミング・Wi-Fi・プリペイドSIM 簡単比較
それぞれに出来ること、出来ないことを表にまとめました。
- | ①国際ローミング | ②Wi-Fi | ③プリペイドSIM |
電話(日本の電話番号使用) | ● | ×(※①併用時は●) | × |
電話(現地の電話番号使用) | × | ×(※③併用時は●) | ● |
日本からの電話を受ける | ● | ×(※①併用時は●) | × |
WEB通話(LINE通話など) | ● | ● | ● |
SMS(ショートメール) | ● | ×(※①併用時は●) | ●(※種類による) |
インターネット | ● | ●(※複数人の接続可能) | ● |
次章以降では、それぞれの接続方法を詳しく説明していきます。
どの方法を選ぶかで渡航前・渡航後の準備が変わってきますので、①~③の中から自分の使い方に合った方法を選ぶようにしましょう。
①「国際ローミング」サービスを使う
一番簡単な方法
国際ローミングとは?
「国際ローミング」というのは、海外専用の「通話・データ通信」サービスです。
要は日本から台湾(海外)に持って行ったスマホを使って、国際電話や国際データ通信を行うためのサービスです。
②③の方法を利用してスマホを使う予定がない人は「国際ローミング」サービスに入っていないと、台湾(海外)でスマホを使った電話やデータ通信を行うことができません。
ちなみに、日本のキャリア各社で「国際ローミング」のサービス名は異なり、ドコモでは「ワールドウィング」・ソフトバンクでは「国際サービス」・auでは「au世界サービス」という名称でサービス提供が行われています。
日本国内の大手キャリア(ドコモ・ソフトバンク・auなどの携帯会社)であれば、いずれも行っているサービスで、基本的には携帯電話の契約があれば利用することができます。
キャリアによって「国際ローミング」サービス名や料金プランが異なります。
詳細は下記の各キャリア公式ページにて、直接ご確認ください。
【各キャリアの「国際ローミングサービス」】
- ドコモ・・・「WORLD WING/ワールドウィング」
- ソフトバンク・・・「国際サービス」
- au・・・「au世界サービス」
データ通信をする場合は、データローミング機能をONにする
「国際ローミング」サービスに入ると、台湾(海外)でも電話とデータ通信ができるようになります。
電話の使用については、スマホ側で特に設定は必要ありませんが、データ通信についてはスマホの設定の中にある「データローミング」という機能をON(オン)にしておかなければ、インターネットなどのデータ通信を行うことができません。
国際ローミングのメリットとデメリット
「国際ローミング」サービスの最大のメリットは、とにかく簡単であることです。
このサービスに入ってさえいれば、あとは台湾(海外)にスマホ持って行くだけで使うことができます。
また「国際ローミング」サービスは「②Wi-Fi」や「③プリペイドSIM」と併用することもできるため、メインはWi-FiやプリペイドSIMを使い、念のために「国際ローミング」サービスにも入っておくということもできます。
「国際ローミング」サービスのデメリットは、料金が高いことです。
最近は、キャリアによっては3,000円前後/1日で「海外通話・データ通信し放題」といった国際ローミングのプランもありますが「②Wi-Fi」や「③プリペイドSIM」を使った方法と比べると、1日あたりの料金はどうしても高くなります。
メリットとにかく簡単(旅行中に必要な操作はスマホの「データローミング」機能のON・OFFだけ)
メリット「Wi-Fi」や「プリペイドSIM」と併用することができる
デメリット日本国内で利用している「かけ放題」「パケ放題」などの料金プランは適用されず、「国際ローミング」サービス用の通話料・通信料が適用される
デメリット「Wi-Fi」や「プリペイドSIM」に比べると、料金がまだ高い
国際ローミングの注意点
台湾(海外)旅行中、常時「データローミング」機能をONにしていると、予想外の高額な通信料が発生する恐れがありますので、インターネットを使用しない時は「データローミング」機能をOFFにするという対策を行い、高額請求の発生を防ぐ必要があります。
スマホの中にダウンロードされているアプリが、自動更新や自動データ通信を行う設定になったまま台湾(海外)に渡航してしまうと、知らない間にスマホ内部でデータ(パケット)通信が行われ、料金が発生してしまう恐れがあります。
そういったトラブルを避けるために、渡航前に必ずスマホの設定内にある「データローミング」という機能をOFF(オフ)にしておく必要があります。これさえ行っておけば、スマホが勝手(自動的)にデータ(パケット)通信するのを防ぐことができます。(※現地でデータ通信をしたい場合は、データローミングを一時的にON(オン)にします)
※スマホの電話に関しては「データローミング」機能のON/OFF関係なく使用することができるため、OFFにしていても電話を受けることも架けることもできます。
※データローミングについて、詳しくは当サイトの別記事台湾旅行のスマホ・携帯設定と注意点。データローミングとは?をご覧ください。
②「Wi-Fi」を使う
オススメの方法
台湾でスマホを使う方法は、いくつかありますが、その中でもおすすめの方法はWi-Fi接続です。
Wi-Fiとは?
「Wi-Fi(ワイファイ)」というのは、無線でデータ通信をする技術のことです。
パソコンやスマホなど、インターネットが可能な機器であれば、基本備わっている技術です。
「いまいちイメージできない」という人は、パソコンを思い浮かべてみてください。
パソコンに青や白のケーブル(LAN)が繋がっているのを見たことがあると思います。
このパソコンから伸びたケーブルがインターネット接続機器に繋がっており、インターネットへの接続を可能にしています。
そして、このケーブルの代わりに「無線」を使ってデータ通信を行うのが「Wi-Fi」です。
よって「Wi-Fi」=「無線でインターネット接続をすること」と覚えておけばOKです。
「Wi-Fi」単独で電話機能は使える?
使えない電話機能
「Wi-Fi」は無線でインターネット(データ通信)を行うための技術です。
よって、「Wi-Fi」だけではスマホの電話機能は使うことができません。
もし、日本からの電話を受けたい・架けたいという場合は「①国際ローミングサービス」にも入っておく必要があります。
インターネット通話はできる?
※電話に出たり、架けたりしない限りは「国際ローミング」の電話使用料は発生しませんので安心してください。
使えるインターネット通話
「Wi-Fi」は無線でインターネット(データ通信)をする技術ですので「LINE(ライン)通話」や「Skype(スカイプ)通話」といったインターネットを介した通話であれば、電話のように通話をすることができます。
有料Wi-Fiと無料Wi-Fi
【「モバイルWi-Fi」のレンタルはどこで行えばいい?】
Wi-Fiのメリットとデメリット
「Wi-Fi」の最大のメリットは、「フリー(無料)Wi-Fiエリア」の存在と、「モバイルWi-Fi」1台で複数人で同時に利用することができることです。
「フリーWi-Fi」の場合は利用場所が限られますが、旅行中スマホをほとんど利用しないという人や、ホテルや空港など主要な場所でデータ通信ができれば十分という人、利用通話や通信にお金をかけたくないという人であれば無料で十分かもしれません。
また、有料の「モバイルWi-Fi」であれば、場所を気にする必要もなく「①国際ローミング」よりも安価でデータ通信を行うことができるため、旅行者にとても人気の通信方法です。
無料・有料共に「Wi-Fi」のデメリットとしては、「Wi-Fi」はデータ通信技術のため「①国際ローミング」や「③プリペイドSIM」と併用せずに「Wi-Fi」のみでスマホを使う場合、電話機能を使うことができません。
「Wi-Fi」を利用して通話したい場合は、「LINE」や「Skype」などのアプリに備わっている通話機能「インターネット通話」を利用する必要があります。
また「フリーWi-Fi」のデータ通信が遅いことと利用エリアが限定されること。「モバイルWi-Fi」の申し込みや受け取り・返却の手間が発生することもデメリットといえます。
無料Wi-Fiのメリット複数人が同時に利用できる、無料で利用できる
モバイルWi-Fiのメリット「モバイルWi-Fi」1台で複数人が同時に接続できる。常時インターネット接続(データ通信)が可能
無料Wi-Fiのデメリットデータ通信が遅い、インターネット接続(データ通信)可能な場所が限られる(無料Wi-Fiエリアのみ可能)
モバイルWi-Fiのデメリット有料、レンタルの場合、受け取り・返却の手間が発生する
無料・有料に共通のデメリットwWi-Fiの利用だけでは「電話機能」が使えない
Wi-Fi利用時の注意点
【スマホのWi-Fi接続機能をONにしないと使えない】
Wi-Fiを使う場合、スマホに備わっている「Wi-Fi接続」機能をON(オン)にする必要があります。この機能がOFF(オフ)になっていると「フリー(無料)Wi-Fiエリア」に入っても「モバイルWi-Fi(有料)」を持っていても「Wi-Fi」を利用することができません。※パソコンも同じです
【フリー(無料)Wi-Fiエリアのセキュリティは弱い】
「フリーWi-Fi」は非常に便利ですが、誰でもアクセスできる開放されたネットワークのため、セキュリティ面が弱いという特徴があります。これは、台湾(海外)旅行中に限ったことではなく、日本国内においても言えることです。
「フリーWi-Fi」を利用してデータ通信を行う場合は、パソコンやスマホ側でのセキュリティ対策(ソフトやアプリで防御)をしっかりと行い、個人情報やクレジットカード情報、大事なパスワード情報などを利用したデータ通信やアプリの使用は控えるようにましょう。
【「Wi-Fi」のネットワーク名とID・パスワード】
「Wi-Fi」は台湾(海外)の至る所で使われています。
それらの「Wi-Fi」それぞれには個別の「ネットワーク名(個々の名前)」というものが付与されています。※各Wi-Fiに付与されている「ネットワーク名」は、レンタルであればWi-Fi機器や受け取り書類に記載されており、フリーWi-Fiの場合は公式のホームぺージなどで案内されています。
「フリーWi-Fi」や「モバイルWi-Fi」を用いてスマホを使う場合は、スマホが自動検知してリストアップしてくれる「ネットワーク名」の中から、使用するWi-Fiの「ネットワーク名」を選んで接続操作を行うのですが、それらの接続操作時には基本「IDとパスワード」が求められます。※「ID・パスワード」はレンタルであればWi-Fi機器や受け取り書類に記載されており、フリーWi-Fiの場合は公式のホームぺージなどで案内されています。
【不明のネットワーク名に注意】
多くのWi-Fiでは「IDとパスワード」が設定されていることが多く、その両方を入力することで「Wi-Fi」が使えるようになるわけですが、ここで注意しなければならないのが「不明のネットワーク名」です。
スマホが「ネットワーク名」をリスト表示した際によく分からない「不明のネットワーク名」が表示されることもよくあるのですが、そういった身元がはっきりと分からない「Wi-Fi」が表示された場合は、接続しないようにしましょう。
また「よく分からない不明のネットワーク名」がスマホの検知リストにあがってきても、IDとパスワードが分からない限り接続することはできないのですが、たまにID・パスワードがかかっていない(鍵マークが付いていない)「不明なネットワーク名」がリストにあがってくることがあります。
そういった「Wi-Fi」には危険が潜んでいる恐れがあり、接続することでトラブルに発展するケースがありますので、もし見かけても無視するようにしましょう。
③現地の「プリペイドSIM」を使う
長期旅行だと一番安い方法
SIMフリーの携帯(スマホ・iPhone)でないと、現地の「プリペイドSIM」は使えない
現地の「プリペイドSIM」は「①国際ローミング」や「②Wi-Fi」と大きく異なる点があります。
それは「SIMフリー」の携帯(スマホ・iPhoneなど)しか使うことができない。ということです。
また「プリペイドSIM」を使うためには、購入後に携帯の中にセットされている「SIM」と入れ替えたり、スマホの設定を変更する必要があるため「3つ」の方法の中では、最も難易度が高い方法と言えます。
※お持ちの携帯が「SIMフリー」でない場合は「①国際ローミング」もしくは「②Wi-Fi」を用います。
※「SIMフリー」については、後ほど詳しく説明します。
SIMとは?
「SIM」というのは、携帯(スマホ・iPhoneなど)の中に入っている小型カードのことで、携帯に個別の電話番号やIDを割り当てるためのカードです。携帯を使用する上で絶対に必要不可欠なカードであり、この「SIM」が携帯の中に入っていないと「電話・SMS・インターネット(データ通信)」といった主要機能を使うことができません。
日本国内で使用しているスマホやiPhoneの中にはもちろん「SIM」が入っいますが、この「SIM」は日本専用の電話番号が割り当てられたカードのため、台湾(海外)に持って行っても基本的には使うことができません。
※日本のSIMを海外でも使えるようにしたサービスが「①国際ローミングサービス」です。
現地の「プリペイドSIM」とは?
ここでいう現地の「プリペイドSIM」というのは、台湾(海外)用の「プリペイド式のSIMカード」のことです。
「プリペイドSIM」には現地で利用できる電話番号が付与されており、購入金額によって利用できる電話やデータ通信の量が異なります。
日本でスマホを使う場合は、月額制の「かけ放題」「パケ放題」といったプランが主流となっていますが、台湾(海外)では適用外となっているため、現地の「プリペイドSIM」と日本で使っている「SIM」と入れ替えることで、現地でスマホが使えるようになります。
SIMロックとSIMフリーの違い
日本国内で使われている携帯(スマホやiPhone)には「SIMロック」がかかったモノと、「SIMフリー」のモノが存在します。
「SIMロック」というのは、契約した通信会社の「SIM」以外は使うことができないように設定された携帯のことを指します。
「SIMフリー」というのは、契約した通信会社以外の「SIM」も自由に使うことができる携帯のことを指します。
お持ちの携帯が「SIMフリー」であれば、台湾(海外)現地の「プリペイドSIM」を利用することができますが、もし「SIMロック」がかかっている場合は、台湾(海外)現地の「プリペイドSIM」を使うことはできません。
もしお持ちの携帯に「SIMロック」がかかっている場合、契約中の携帯会社(ドコモ・ソフトバンク・auなど)に「SIMロックの解除」を依頼することで「SIMフリー」に切り替えることができます。
ただし「比較的古い機種」や「契約内容・契約期間」によっては「SIMロック解除」ができない場合もあるため、一度確認が必要です。
各キャリアの「SIMロック解除」についての公式案内ページを記載しますので、必要な方は直接ご確認ください。
【各キャリアのSIMロック解除案内ページ】
ドコモ・・・ドコモのSIMロック解除手続き案内ページ(公式)
ソフトバンク・・・ソフトバンクのSIMロック解除手続き案内ページ(公式)
※「SIMロック」の解除は、キャリアに解除してもらう必要があります。
プリペイドSIMのメリットとデメリット
「プリペイドSIM」の最大のメリットは、台湾(海外)現地の電話番号が使えることです。
また、販売されている「プリペイドSIM」の種類は豊富にあり、通話やデータ通信の利用限度は「プリペイドSIM」の価格やプラン、販売元によって異なりますが、どの「プリペイドSIM」においても購入時に支払った金額以上の請求が発生しないという点も大きなメリットと言えます。
「プリペイドSIM」のデメリットは「SIMフリー(SIMロック解除済み)」の携帯(スマホ・iPhoneなど)でなければ使うことができないことと、日本国内で使用している「SIM」と現地の「プリペイドSIM」を物理的に入れ替えることで、日本で使っている番号宛てにかかってきた電話・SMSを受けることができないことです。
「SIM」は小型のカードであるため、日本と現地の「SIM」を入れ替える際に注意しておかなければ紛失してしまう恐れがあることもデメリットといえるでしょう。
プリペイドSIMのメリット台湾(海外)の電話番号が使える
プリペイドSIMのメリット価格によって通話・データの利用限度が定められており、購入金額以上の支払いは発生しない
プリペイドSIMのデメリット「SIMフリー」の携帯(スマホ・iPhone)でないと使用できない
プリペイドSIMのデメリット日本で使っている電話番号に電話やSMSがあっても、受信することができない
プリペイドSIMのデメリット日本のSIMと現地の「プリペイドSIM」を入れ替えて使用するため、日本の「SIM」を紛失しやすい
プリペイドSIM利用時の注意点
【SIMロックが解除されているか確認しましょう】
元々「SIMフリー」として販売されている携帯(スマホ・iPhoneなど)を除き、日本国内のキャリア(携帯・通信会社)で購入した携帯には、基本的に他社の「SIM」と入れ替えても使うことができないようにする「SIMロック」という設定がかかっています。
せっかく台湾(海外)に携帯を持って行っても「SIMロック」の解除がされていなければ、現地の「プリペイドSIM」に入れ替えても使うことができないため、台湾(海外)渡航前にかならず契約中のキャリアで確認するようにしましょう。
【「プリペイドSIM」のセット(日本のSIMとの入れ替え)は自分で行う】
「プリペイドSIM」を購入したあとのセットは、お店の人にお願いをすれば行ってくれますが、基本的に自分で行わなければなりません。
「SIM」にはNormal・Micro・Nanoのサイズがあり、携帯の機種や年式によって対応サイズが異なります。
自分の携帯に入っている「SIM」のサイズを確認し、同じサイズの「プリペイドSIM」をセットしましょう。
【現地の「プリペイドSIM」使用には「APN設定」が必要な場合がある】
「APN」というのは「アクセス・ポイント・ネーム」の略で、「APN設定」といのうは「接続先の名前を設定する」ことを指します。
要は、通信を行うための心臓部となる「プリペイドSIM」の情報を、携帯(スマホ・iPhoneなど)に覚えさせる作業が必要なわけです。
日本国内で普段使っているドコモ・ソフトバンク・auなどのキャリアから購入した携帯(スマホ・iPhoneなど)の場合、キャリアが事前に「APN設定」を行っているため、受け取り後すぐに使うことができますが、購入したばかりの現地の「プリペイドSIM」には「接続先の名前」情報がまだ設定されていないため、自分で設定する必要があるのです。
基本的な携帯側の設定方法としては、現地の「プリペイドSIM」の説明書に書かれている案内に沿って「モバイルネットワーク設定」内にある「APN」という項目に必要な情報を入力する流れになります。
また、機種によっては現地の「プリペイドSIM」をセットした時点で「APN設定」に必要な情報を自動的に読み込んでくれる携帯もあります。
まとめ
ここまで台湾でスマホを使う3つの方法を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
台湾(海外)でスマホを使う場合、「日本キャリアの国際サービスを使う」「Wi-Fiで通信をする」「現地のプリペイドSIMを購入して使う」という3つの方法があります。
いずれの方法も、それぞれに「メリット」と「デメリット」があり、台湾(海外)でどのようなスマホの使い方をするかによって、ベストな方法は変わってきます。
台湾でスマホを使うにあたり料金面も大事ですが、使い方にマッチしない方法を選んでも困ることになってしまうため、渡航の前にどのようなスマホの使い方をするかをしっかりと考えておくようにしましょう。
最後までお読みいただき、有難うございました。