さて今回は、台湾で行われているコロナ対策の一つ、入店前の徹底したコロナ対策の話です。
日本でも入店前に体温チェックを行う店が増えてきましたが、台湾はそのあたり日本と比べて徹底しています。
「そこまでする?」と思う人も中にはいるでしょうが、台湾では基本どんな店でも基本となっている項目があるんです。
それはコンビニでも、テイクアウト店も同じで、これを行わない人はテイクアウトであっても入店することができません。
それは一体何なのか?それでは早速、台湾の体温チェックがどんなものかを見ていきましょう。
台湾コロナ対策!これをしないと店に入れない?
台湾では、店舗に入るときには下記の①~③の項目が基本的には必須となっています。
これを行わない人は、買い物も食事(テイクアウト含む)も行うことが出来ません!!
ステップ② 体温チェック
ステップ③ 消毒
まずは、ステップ①のスマホアプリを使った「行動履歴」の送信です。
これを行わない限り、そもそも入店することができません。(店員さんに送信履歴を見せる必要があり、拒否すると入店を拒否されます)
次に、ステップ②と③の体温チェックと消毒です。
この方法は店によって様々です。
体温測定と手の消毒を同時に行うタイプの機器が設置してあったり、店員さんが体温計を額にあててチェックしてもらってからアルコール消毒するなど。
個人運営のお店など、小規模店の場合は機器が設置されていない場合もありますが、台湾にあるデパート・コンビニ・スーパー・飲食店といったほとんどのお店には、専用の機器が設置してあります。
※スマホが無い場合は、お店に置いてある行動履歴用の用紙に「利用日時、氏名、住所、電話番号」を記入しなければなりません。
台湾コロナ対策「行動履歴」をスマホで送信
体温チェックや手の消毒は日本でも行われていますが、行動履歴というのは聞き慣れませんよね。
これは、台湾政府が行っているコロナ対策のひとつで、台湾で暮らす人々の行動を台湾政府が把握し、コロナの蔓延を防止するための政策です。
台湾ではお店それぞれに、店を判別するIDが割り振られており、これがQRコードになって店頭に掲示されています。
台湾で店を利用する際には、このQRコードを専用のスマホアプリで読み取って「この店を利用しました」という報告を「伝染病予防ホットライン1922」に送信することが義務付けられているのです。
この送信履歴を、店員さんに見せることで初めて入店することが可能になるわけです。
行動履歴の送信方法
送信方法は専用アプリから直接行うか、LINEを介して行うかの2通りです。
どちらも事前登録が完了している専用アプリでお店のQRコードを読み取り、ショートメッセージを送信する。
という、どちらも簡単なステップで完結する方法になっています。
下記のステップが、行動履歴を残す際の実際の流れです。
コロナ禍の台湾、行動履歴を残さないとお店の利用ができません
現在台湾では、アプリを使ってコロナ感染者が利用した店舗を把握し、コロナ蔓延を防止するという対策が行われています。
台湾旅行に行くことが出来る状況ではないため、この情報を書くことに意味があるかどうか分かりませんが、台湾では今このようなコロナ対策が行われています。