中華料理のメニューの読み方は?漢字で分かる料理の内容
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今回は、台湾旅行で中華料理を楽しむために知っておいて損はないメニューの見方をお伝えします。

台湾旅行の醍醐味の一つといっても過言ではない、台湾グルメ。

最近は、台湾の料理屋さんのメニューが日本語が書かれているものも増えてきましたが、日本人観光客があまり来ないお店では、日本語のメニューの用意が無い場合もあります。

台湾で食事をする際に、「中国語のメニューを見て、どんな料理なのかがある程度分かるようになりたい!」という方は、是非ご一読ください。

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意外と知らない中華料理のネーミング

実は、台湾(中華圏)の料理というのは、料理名の漢字で食材や調理方法がある程度分かることをご存知でしょうか?

日本国内の中華料理屋さんでは、日本語でメニューが書かれていたり、日本語の料理名が並んで書かれているお店がほとんどです。

そのため、中国語で書かれた台湾のメニューを見ても「なんの料理か分からない・・」という方が多いのではないでしょうか。

食材や調理方法が料理名になっている

中華料理では基本的に、「メインの食材」「食材の部位」「調理方法」などがそのまま料理名になっています。

漢字の羅列にしか見えなかった料理名も、食材や部位、調理方法を表す漢字さえ知っておけば、料理名を見るだけでどんな料理なのか推測することができるのです。

中国語が全く分からないという方であっても、漢字を見ればどのような料理なのかは、ある程度は分かるようになるでしょう。

また、台湾の飲食店には料理のオーダー票が置いてある場合が多いため、中国語を話せなくとも読むことさえできれば、指さしで注文することができます。

次章以降で紹介するのは、中華料理のメニューでよく見かける基本的な「漢字」です。

その漢字さえ知っていれば、メニューがある程度分かるようになるはずです。

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漢字で分かる調理方法

下記の漢字が料理名に含まれていれば、その調理方法で作った料理ということです。

調理方法を表す漢字

(ヂャ:zhá) = 揚げ

例:炸大虾(エビフライ)、炸蛋豆腐(卵豆腐揚げ)

(チャオ:chǎo) = 炒め

例:炒飯(チャーハン)、炒米粉(炒めビーフン)

爆(バオ:bào) = 強火(瞬時に)に火を通す 

例:爆漿雞腿捲(焼きウインナー※鳥)

烤(カオ:kǎo) =  直火焼き/熱気 

例:烤羊肉串(羊肉の串焼)、烤鴨飯(ローストダックご飯)

焼(シャオ:shāo) = 煮物 

例:紅焼鮑魚(アワビの姿煮)、紅焼牛肉麺(牛肉麺)

煎(ジィェン:jiān) =  油を使った表面焼き 

例:蚵仔煎(カキオムレツ)、生煎包(焼肉まん)

湯(タン:tāng) = スープ

例:酸辣湯(酸味と辛味のあるスープ)

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漢字で分かる肉料理

中華料理は、食材名を表す漢字が使われていることがよくあります。

下記で紹介する漢字が料理名の中に含まれていれば、なんの肉をつかった料理なのかが分かります。

肉の種類を表す漢字

(ヂュ:zhū) = 豚

例:猪脚(豚足煮込み)

(ニィゥ:niú) = 牛

例:牛肉麺(牛肉が入った麺料理)

(ヤン:yáng) = ヤギ

例:羊肉串(ヤギの串焼き)

(ェ゛ァ:é) = ガチョウ

例:鵝肉飯(ガチョウ肉ご飯)

(ジー:jī) = ニワトリ

例:雞肉飯(鳥肉ご飯)

(ヤー:yā)= アヒル、カモ

例:北京烤鴨(北京ダック)

排骨(パイグー:pái gǔ) = 骨付きバラ肉(牛・豚など)

例:排骨飯(骨付き豚の唐揚げご飯)

培根(ペイゴン:péigēn = ベーコン起

例:培根起司(ベーコンチーズ)

下水(シァシュイ:xià shuǐ) = モツ(内臓)

例:下水湯(モツスープ)

漢字で分かる魚介料理

中華料理は、食材名を表す漢字が使われていることがよくあります。

下記で紹介する漢字が料理名に含まれていれば、どんな魚介類を使った料理なのかが分かります。

業界類の種類を表す漢字

花枝(ファーヂー:huā zhī)/魷魚(ヨウユー:yóuyú) = イカ

例:花枝丸(イカ団子)

(シァ:xiā) = エビ

例:鍋巴蝦仁(揚げエビのあんかけ)

蚵仔(オアチェン:ô-á-chian) = カキ ※台湾では北京語の発音(kēzǎi jiān)ではなく、台湾語の発音が一般的に用いられます。

例:蚵仔煎(カキオムレツ)

蛤蜊(グァリー:gé lí ) = ハマグリ

例:蛤蜊湯(ハマグリスープ)

漢字で分かるデザート

中国語で書かれているドリンクやデザートについても、メニューの漢字を見れば、どのうようなデザートなのかが分かります。

ドリンクやデザートを表す漢字

汁(ヂー:zhī) = ジュース

例:柳橙汁(オレンジジュース)

(ビン:bīng) = かき氷

例:雪花冰(フワフワした食感のかき氷)

水果(シュイグゥォ:shuǐ guǒ) = 果物(フルーツ)

例:水果汁(フルーツジュース)

粉圓(フェンユェン:yuán fěn) = タピオカ

例:鴉片粉圓(タピオカシロップがけ)

芒果(マングゥォ:máng guǒ) = マンゴー

例:芒果牛奶冰(マンゴーミルクかき氷)

鳳梨(フォンリー:fèng lí) = パイナップル

例:鳳梨酥(パイナップルケーキ)

中華料理は漢字でどんな料理か予想できる

事前に食べてみたい料理を調べておくのも楽しいですが、メニューを見て気になる料理を注文してみるのも意外と楽しいものです。

台湾旅行誌やネットで紹介される有名な料理以外にも美味しいグルメはたくさんありますので、是非メニューに使われる基本の漢字を押さえて、まだ食べたことがない気になるメニューを注文してみてください。

最後までお読みいただき、有難うございました。

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