台湾の3大節句~概要~
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今回は、台湾の節句行事の中でも、特に有名な3大節句を紹介します。

台湾にご興味がある方は、知っておいて損はない行事になりますので是非ご一読ください。

 

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節句とは?

「節句(せっく)」と聞くと、皆さんはどのような行事を思い浮かべますか?

「七夕」や「端午の節句」など、人によって思い浮かぶ節句は様々だと思いますが、そもそも節句とはなどんな行事でしょうか?

台湾の3大節句の話をさせていただく前に、まずは「節句とはなにか?」について触れたいと思います。

 

【節句とは節目のこと】

「節句」というのは、元々は中国に由来します。

「節句」とは、伝統行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日のことをいいます。

日本の「節句」と中華圏の「節句」は、元を辿ると同じところから始まっていますが、それぞれの風習には違いがあり、意味合いが違う部分があります。

 

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日本の五節句

日本には『五節句』といわれる5つの節句がありますね。

「人日(じんじつ)の節句」、「上巳(じょうし)の節句」、「端午(たんご)の節句」、「七夕(しちせき)の節句」、「重陽(ちょうよう)の節句」の5つです。

  • 人日の節句 ➠ 1月7日(七草)
  • 上巳の節句 ➠ 3月3日(桃・ひな祭り)
  • 端午の節句 ➠ 5月5日(菖蒲 )
  • 七夕の節句 ➠ 7月7日(たなばた)
  • 重陽の節句 ➠ 9月9日(菊)

上記が日本の有名な「節句」ですね。

そして、台湾にも日本と同じく、たくさんの節句があります。

その中でも特に大切にされている節句、台湾の季節の節目となる行事が3大節句です。

台湾の節句や行事の時期について詳しくお知りになりたい方は、当サイトの別記事台湾行事カレンダー~台湾旅行おすすめ(ベスト)シーズン~をご覧ください。

 

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台湾の3大節句

台湾の複数ある節句の中で、特に大切にされている伝統的な節句が『3大節句』です。

言い換えると、季節の節目となる伝統的な3つの行事ですね。

  • 『春節(しゅんせつ)』 ➠ 旧暦の大晦日~1月3日(新暦の1月~2月頃)
  • 『端午節(たんごせつ)』 ➠ 旧暦の5月5日 (新暦の5月~6月頃)
  • 『中秋節(ちゅうしゅうせつ)』 ➠ 旧暦の8月15日 (新暦の9月~10月頃)

 

上記が「3大節句」と言われる行事です。

これらの節句では、台湾は祝日となり、連休になります。

3大節句の『春節』『端午節』『中秋節』は、旧暦(きゅうれき)の暦(こよみ)で定められており、毎年時期が変わります。

※『春節』や「旧暦」について、毎年節句の時期が変わる理由については、当サイトの別記事台湾の行事 春節とは何?の中で詳しい説明がありますので、ご興味のある方はご覧ください。

※『端午節』について詳しくお知りになりたい方は、当サイトの別記事台湾の行事 端午節とは何?をご覧ください。

※『中秋節』について詳しくお知りになりたい方は、当サイトの別記事台湾の行事 中秋節とは何?をご覧ください。

 

まとめ

伝統行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日のことを「節句」といいます。

台湾にも日本と同様に複数の節句があり、その中でも特に大切にされている伝統的な節句を『3大節句』といいます。

その3大節句の中でも『春節』はより特別で、別名『旧正月(旧暦の正月)』といい、中華圏では1年のうちで最も盛大に祝われる祝事となります。

今回は、3大節句という大きな括りで、紹介させていただきましたが、当サイトの別記事で、3大節句それぞれの紹介記事もありますので、ご興味のある方は是非ご一読ください。

  • 春節  ←クリックで記事が開きます
  • 端午節 ←クリックで記事が開きます
  • 中秋節 ←クリックで記事が開きます

 

最後までお読み頂き、有難うございました。

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