今回は、台湾でとてもメジャーで便利なプリペイドカードを紹介したいと思います。
そのプリペイドカードの名前は日本語で「ユーユーカード」といいます。
台湾旅行の際にも活躍することができるカードですので、台湾旅行の予定がある方は予備知識として、是非ご一読ください。
台湾での名前は、ヨーヨウーカー
台湾では、『悠遊卡(ヨーヨウカー:Yōuyóukǎ)』という名前で親しまれています。
別名「EASY CARD:イージーカード」といいます。
このカードはコンビニはもちろんのこと、地下鉄やバスなどの交通機関でも利用することができるとても便利な電子マネーカードです。
日本でいうところの、nanaco(ナナコ)やSuica(スイカ)のようなカードですね。
『悠遊卡』の利用範囲は段々と広がっており、交通機関やコンビニエンスストアだけでなく、一部の飲食店やスーパー、アミューズメント、病院などでも利用が可能になってきています。
日本でも親しみのある有名な飲食店舗をいくつか挙げますと、セブンイレブン、スターバックス、ケンタッキー、ミスタードーナツ、SUBWAYなどです。
また、『悠遊卡』の利用で、地下鉄(MRT)の料金が全て2割引き(20%OFF)になるという嬉しいメリットもあります。
利用可能な交通機関
『悠遊卡:EASY CARD』が使えるのは、下記の交通機関です。
- 台湾地下鉄(MRT)= 台北捷運(タイベイジェユン:táiběijiéyùn)
- 高雄地下鉄 = 高雄捷運(ガオシォンジェユン:gāoxióngjiéyùn)
- 桃園地下鉄 = 桃園捷運(タオユェンジェユン:táoyuánjiéyùn)
- 台湾鉄道(在来線)= 台鐵(タイティェ:táitie)
- 台湾新幹線 = 高鐵(ガオティェ:gāotie)
- バス = 客運(クァユン:kèyùn)・巴士(バースー:bāshì)・公車(ゴンチァー:gōngchē)※「客運」は、感覚的には長距離に使い、短距離の時には「巴士」や、「公車」を使います。
- タクシー = 計程車(ジーチァンチァー:jìchéngchē)※中国では出租车(チュズーチァー:chūzūchē)が一般的ですが、台湾では、計程車が一般的に使われます。
上記以外に、フェリーやレンタル自転車などにも使えます。
カード料金
『悠遊卡』自体の料金は100元ですが、実際にはカードに金額をチャージする必要がありますので、購入時にはカード代とチャージ金額を支払う必要があります。
例えば、100元分のチャージをするのであれば、合計200元でカードを購入することになります。
※帰国で悠遊卡が不要になった場合は、カードを返却して残額の払い戻しをすることができます。払い戻しをする際は、地下鉄(MRT)駅のインフォメーションでその旨を伝えることで払い戻しできます。注意点として、払い戻しの際は手数料20元がかかります。
購入場所
『悠遊卡』は、下記の場所で購入することができます。
- 空港
- 台湾地下鉄(MRT)駅
- バスセンター
- コンビニエンス ストア
※上記各所の「インフォメーション」「改札窓口」「切符自動券売機」「店頭窓口」で販売されています。
お店や窓口での購入&チャージ方法
『悠遊卡』は、有人のインフォメーション窓口、コンビニエンス ストアなどであれば、直接カード購入+チャージをすることができます。
窓口でカードを選び(もしくは選んだカードを持って行く)、カード料金100元+チャージ金額を支払うだけです。
チャージのみを行う場合は、手持ちのカードを店員に渡して希望のチャージ料金を支払うことでチャージすることができます。
券売機での購入方法
はじめて『悠遊卡』を購入する場合は、カード購入とチャージができる券売機で購入します。
券売機によっては日本語表示に切り替えられるものもあり、画面に表示される「日本語ボタン」をタッチすることで日本語案内に切り替えることができます。
- 券売機に表示された「購買悠遊卡」という表示を探してタッチします。
- 次の画面に切り替わり、「カードを発行するのに100元がかかります」といった内容の案内が表示されるので「確認」もしくは「確認/下一頁」をタッチします。
- 「普通」or「優待」を選ぶ画面に切り替わりるので、「普通」をタッチします。※身長145㎝までの児童、障がい者、65歳以上に該当する方は「優待」をタッチします。
- 支払の画面に切り替わるので、100元を入れます。
- カードが出てきます。 fa-wa
fa-warning注意:この時点でのカード残高はゼロです。続いて金額をチャージをする必要があります。
チャージ方法
チャージすることができるのは、購入とチャージが両方できる「券売機」か、「チャージ専用機(加値機:ジャヂージー:jiāzhíjī)」のどちらかになります。
- カード読み取りをする台に、カードを置く※「IC卡加値平台」といった内容が書かれている台です。
- 画面に現在の残高が表示されます。
- チャージしたい額のお金を入れます。※チャージ額は上限が10,000元までとなっています。
- 入れた金額が画面に表示されます。間違いなければ「下一歩」をタップします。※下一歩は「NEXT:次へ」の意味です。機械によっては、「確認」と表示されるものもありますので、その際は「確認」をタップしてください。
- 最終確認が出てきた場合は「確認」をタップします。その後、「加値成功」と表示されたらチャージ完了です。
- 明細をプリントアウトしたい場合は「列印」をタップします。不要な場合は「不列印」をタップして下さい。
fa-exclamation-triangle注意:チャージしたカードの取り忘れにご注意ください。
『悠遊卡:EASY CARD』本当に便利なカードです、まだ使ったことが無いという方は是非使ってみてください。
まとめ
『悠遊卡』は台湾旅行でとても使えるプリペイドカードで、買い物や飲食だけでなく、交通機関でも使うことができます。
地下鉄ではどの駅でも20%OFFになりますので、旅行中の移動を地下鉄メインで考えている方には特におすすめです。
また、小銭を出すのが面倒という方にも向いているカードですので、台湾で是非利用してみてください。
最後までお読み頂き、有難うございました。