台湾人と一緒に仕事をするコツ。台湾人の仕事観と特徴は?
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最近は「グローバル化」という言葉をよく耳にするようになりました。企業の海外進出、海外駐在員勤務、海外現地での起業、海外転職など「グローバル化」の流れが年々強まってきているように感じますが、皆さんはいかがお感じでしょうか?

今回は、そんな「グローバル化」現代の中で台湾人と一緒に仕事をするための大切なポイントを紹介していきますので、気になる方は是非ご一読ください。

注意
当記事の内容が、全ての台湾人に当てはまるということではありません。
今回お話する内容は統計的なものではなく、あくまでも印象や傾向の話になります。
その点を留意の上ご一読いただけると幸いです。

 

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はじめに

この記事では、台湾人または中華圏出身の人と一緒に仕事をする際に、日本人が押さえておきたいポイントを紹介します。

台湾人は日本人と同じく、仕事において基本的には真面目で、自分の仕事をしっかりとこなす印象ですが、国境を越えたコミュニケーションの場合は言葉の壁や文化の違いが必ずあります。

基本的には、その点の理解を深めようという気持ちさえあれば、職場での良好なコミュニケーションを取ることができ、お互いに気持ち良く仕事をすることができるでしょう。

注意すべき点は、無理に「日本人の仕事の考え方」を相手に当てはめようとしたり、共感を求めないということです。

日本人の持つ「仕事観」と台湾人の「仕事観」は異なる部分も多く「良い面」「悪い面」がそれぞれにありますが、そこを無理に統一しようとすることでトラブルに繋がるケースもありますので注意が必要です。

過ごしてきた文化が異なる人間同士が一緒に仕事をするわけですから、やはり「考え方が異なる部分がある」ということを念頭に置き「お互いの考え方を理解しようと努める」ことが非常に重要になってきます。

 

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特徴① 基本的に真面目

日本人はよく真面目だと言われますが、台湾人も比較的に真面目な人が多い印象です。

そういった面では、台湾人と日本人は似ているように思います。

もちろん性格的な部分もあるため、一概には言えませんし、どちらかというと日本人のほうが真面目なように思いますが「仕事に対する姿勢」という面では、台湾人は真面目な人が多いのではないでしょうか。

また、台湾人は仕事面において、比較的に決められたルールに従い自分の役割をしっかりとこなす印象です。

一緒に仕事をする時のコツ

台湾人は真面目な人が多いため、一緒に仕事をする場合、お互いが重要と考える事や、仕事上のルールなど、重要なポイントの共有をしっかりと行っておくことでトラブルが減り、仕事が上手く進みやすくなると思います。

 

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特徴② 「プロセス」よりも「結果」重視

日本人は結果に至るまでの行動や、その中で起こったトラブルとその対処方法など、結果に至るまでのプロセスを大切にする人が多いと思いますが、台湾人で同じように考える人は日本と比べると少ない印象です。

台湾人にそれが全く無い。ということではなく、途中のプロセスよりも最終的な結果を重視する人が多いということです。

途中で何らかの想定外の事が起こったとしても、「最終的に良い結果となれば問題ない」という考え方で仕事を進める人が多い印象です。

一緒に仕事をする時のコツ

一緒に仕事をする上で「プロセス」と「結果」の重要性をどのように考えるか。この部分をできれば明確にしておきましょう。

また、相手に仕事のプロセスを大切にしてほしい場合は、そのことをしっかりと伝えましょう。

相手も「自分と同じように考えているはずだ」と思い込むのは危険です。

特に、一緒に仕事を始めて間もない頃は「少し細かすぎかな?」と思うぐらい「確認」をとっていく方がよいかもしれません。

 

特徴③ 「報告・連絡・相談」は少なめ

日本でよく耳にする「報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)」ですが、台湾では日本ほど重要視されていない印象があります。

これは、上記の特徴②「結果重視」という考え方に関係しているのかもしれません。

ここでいう「ホウ・レン・ソウ」というのは、会議の場ではなく、どちらかというと日々の仕事の進捗であったり、ちょっとしたイレギュラーなことが発生した場合のことです。

台湾でも日本と同様に、社内会議で「ホウ・レン・ソウ」が行われますが、日々の仕事の中で起こるイレギュラーな出来事(特に、既に解決したこと)については「ホウ・レン・ソウ」が行われないこともしばしばあるように思います。

一緒に仕事をする時のコツ

もし、相手にしっかりとした「ホウ・レン・ソウ」を求める場合は「どういった時に行ってほしいのか」「何を報告するのか」「何を連絡するのか」「何を相談するのか」といった、そもそもの部分をしっかりと伝えておくことが大切です。

例えばこのような伝え方は良くありません。

「報告・連絡・相談がとても大事ですので、忘れずにしっかりと行うようにお願いします。」

上記のような伝え方では、どういった時に何を伝えればよいのかが相手に伝わっていません。

また「良い話」も「悪い話」どちらも「ホウ・レン・ソウ」が必要なことをしっかりと伝えておきましょう。

最初のうちは、自分から相手に確認していくのも一つです。

ポイント

相手に「ホウ・レン・ソウ」を求める場合、まずは「相談」を大切にしてもらうと良いでしょう。仕事を進める上で分からないことや、迷うことがあった場合は「すぐに相談する」これを癖付けてもらうことで、考え方の相違から来るトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

 

特徴④ 行動が早い

これは、台湾人というよりも「中華圏の人」という大きな括りになりますが「行動が早い」人がとても多いように感じます。

「考えてから行動に移すまでの時間が早い」人が多い。ということですね。

中華圏の人達はやると決めたら「(ある程度練ったら)とにかくまずはやってみる」という考えで動く方が非常に多く「失敗を恐れない」という印象です。

「独立上昇志向」の人が多いというのも特徴の一つのように思います。

一緒に仕事をする上で「まずはやってみる」という人が多いため、中華圏の人は「仕事が早い」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

もちろん、中にはそうでない人もいますが、割合的には「行動に移すまでが早い」人のほうが比較的多いように思います。

一緒に仕事をする時のコツ

台湾では「問題ない」「大丈夫」という言葉が頻繁に使われます。

しかし「理解の程度」や「丁寧な仕事」などの部分が不安だ・・という日本人も多いはず。

「台湾人の特徴②~特徴③」からも分かりますが、台湾人の仕事観と日本人の持つ仕事観は異なりますので、不安になるのも当然かもしれません。

中華圏の人の「問題ない・大丈夫」レベルと、日本人の考える「問題ない・大丈夫」のレベルが同じとは限りませんので、一緒に仕事をやり出した初めのうちは、その不安に思う気持ちを大切にしておいたほうが良い場合もあります。

初めのうちは、もし相手から「大丈夫・問題ない」という返事が返ってきたとしても、念のための確認はしておいた方が良いように思います。

まずは、そもそも「何を失敗と考えるのか」「何をリスクと考えるのか」「何をメリット・デメリットと考えるのか」といった考え方の基準となる部分の意識共有をしっかりとしておくことが大切です。

 

特徴⑤ 「担当」「担当外」という意識が強い

これは台湾の仕事文化なのかもしれませんが、台湾人は担当外の仕事についてはあまり積極的ではない印象です。

担当外の仕事をすることが少し苦手なようにも思います。

もし、中小企業でよく見られるような「担当」の境界線が曖昧な環境の中で台湾人と一緒に仕事をする場合は「担当・担当外」という概念が日本人とは異なることを理解しておく必要があります。

一緒に仕事をする時のコツ

台湾人は日本人と同様に仕事面では真面目な人が多いため、どの仕事が「お互いの担当」の範囲内にあるかという、役割の境界線を最初に明確にしておくことで避けられるトラブルもあります。

また、相手に「担当外」の仕事を依頼する場合には、当たり前のように依頼するのではなく、そういった仕事観の違いがあることを踏まえた上で、相談のスタンスで話してみるのも一つです。

 

特徴⑥ 面子を重んじる

仕事上「面子」というは日本でも大切ですが、台湾を含む中華圏では日本以上に「面子」を重んじます。

友人や家族の前で「面子を潰される」ことを特に嫌うのが中華圏ですが、仕事においても同じことが言えるように思います。

日本では「人前で叱る・馬鹿にする」など、この辺りが配慮なく行われがちですが、一緒に仕事をする仲間ですから、その辺りの配慮は大切です。

一緒に仕事をする時のコツ

仕事においては、特に「叱られる」「笑われる(バカにされる)」「間違いを指摘される」といったことに対して良く思わない人が多いため、日本の感覚で「同僚の前でミスを指摘する」といったことは出来るだけ避け、相手の面子を守る配慮をしましょう。

 

特徴⑦ 仕事とプライベートを混同しがち

これは台湾だけでなく、中華圏の文化的なものだと思いますが、仕事とプライベートの境界線が日本のようにはっきりと区切られておらず、プライベートを大切にする人が多い印象です。

分かりやすい例として、中華圏の接客業全般のお店では、店内にお客さんがいても店員さんが食事をしていたり、携帯電話を扱ったり、プライベートな電話をしていたりします。

日本のお店ではまず見ることのない光景ですが、中華圏ではこれが当たり前の光景です。

一緒に仕事をする時のコツ

台湾人と一緒に仕事をする場合、特に日本国内で仕事をする場合は、ルールを徹底することが大切です。

ルールを曖昧にせず「仕事中に行ってOKな事」「仕事中に行ってはNGな事」をしっかりと確認してから仕事に移ることがとても大切です。

 

特徴⑧ 独立志向の人が多い(転職に前向き)

台湾に独立志向の人が多い(転職に前向き)というより、中華圏の人と言ったほうが良いかもしれません。

最近は日本でも、昔のような「終身雇用」という考え方を持って仕事をしている人は大分減ったように感じますが、それでもまだ日本では「長く会社に務めることが吉」という考え方や風潮が強く残っているように思います。

一方、台湾では長く会社に勤めることよりも「一旗揚げる」ことを目標に持って、会社に務めている人が多い印象です。

このことについては、成功に対する「中華式の考え方」が根本にあるのだと思いますが、会社の仕事は自分の目標を達成する(成功させる)ためのステップとして考える人が多いように思います。

一緒に仕事をする時のコツ

全ての台湾人が「一旗揚げたい」と思っているわけではないと思いますが「自分の向かう目標に必要なスキルを学んで、スキルを磨く」という思いを持って、仕事と向き合う台湾人は非常に多いように思います。

そのため、携わる仕事に対して「ここで新たに学ぶこと、為になること、スキルアップ要素など、得るものが何もない。」と感じてしまうと、転職を考える可能性は高くなります。

人によって、この考え方の度合いは異なるとは思いますが、携わる仕事がマンネリ化することで「転職したい気持ち」を誘発する恐れがある。

このことは念頭に置いておいたほうが良いかもしれません。

 

特徴⑨「時間」に寛容

これについても、台湾というよりは中華圏といったほうが正しいかもしれません。

これについても文化的な面が大きいのかもしれませんが、中華圏の人は日本人と比較すると「時間に対して寛容である」ように思います。

悪く言うと「時間にルーズ」とも言えます。(日本人が時間に厳しすぎるだけなのかもしれません)

日本では「遅刻は悪」のような風潮がありますが、中華圏では遅刻に対してそこまで厳しくありません。

一緒に仕事をする時のコツ

仕事をする職場や取引を行う客先が、時間に厳しい日系企業なのか、それとも時間に寛容な台湾系・中国系企業なのかが1つのポイントになります。

ただどちらにせよ、お互いの時間の捉え方や感覚が異なることを念頭に置いて「仕事をする場所の文化に合わせる」「理解しようと考える」ことが大切です。

その上で、こちらだけでも相手への失礼がないように、時間に対してシビアに動いておいたほうが、日本人の気持ちとしては不安にならずに済むように思います。

 

まとめ

台湾と日本。

文化が異なれば考え方も習慣も当然異なるため、台湾人と一緒に仕事をするというのは、日本人同士の仕事とは勝手が違ってきます。

「仕事観」が異なる部分も多く、台湾人にも日本人にも「良い面」「悪い面」がそれぞれにありますが、間違っても自分の考え方や感覚が正しくて、相手の考え方や感覚が間違っているというような考え方をしないことです。

これは仕事上のコミュニケーションだけの話ではないですが、頭から相手を否定したり、無理に自分の考えを押し付けないことがとても大切です。

今後台湾人と一緒に仕事をする予定のある方、現在既に台湾人と一緒に仕事をしている方は「文化による考え方の違いがある」ということを念頭に置いた上で、当記事の9つの特徴を参考にコミュニケーションをとってみてください。

最後までお読みいただき、有難うございました。

 

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