今回は、国際定期便が復活した、航空会社「スターフライヤー」と、同社から就航となった台湾定期便を紹介したいと思います。
目次
スターフライヤーの台湾定期便がスタート
北九州市に本社を置く、黒い機体で有名な「スターフライヤー」で、台北(桃園)に行くことができるようになりました。
就航が開始となったのは、2018年10月28日です。
ちなみに、スターフライヤーの国際定期便は、2014年3月に撤退した、韓国(釜山)便以来、4年ぶりになります。
スターフライヤーが就航する台湾の空港はどこ?
現状、スターフライヤーが就航する台湾の空港は、台湾最大の国際空港である、台湾桃園国際空港です。
現地名は、臺灣桃園國際機場(タイワン タオユェン グゥォ ジー ジーチャン:táiwān táoyuán guójì jīchǎng)といいます。
日本からの直行便が最も多い空港です。
スターフライヤーの台北便は、国内で2路線!※2018年10月時点
現在、日本国内でスターフライヤーの台湾便が出ているのは、福岡県(1路線)と愛知県(1路線)の、計2路線です。
台湾便は、いずれも、1日1往復になっています。
◆北九州空港(福岡県:北九州市)
◆中部国際空港セントレア(愛知県:名古屋市)
ちなみに、今後は、福岡空港の発着枠の獲得を目指しているそうです。
スターフライヤーってどんな航空会社?
スターフライヤーは、福岡県北九州市に本社を置く航空会社です。
会社名称は、株式会社スターフライヤー(英文表記:Star Flyer Inc.)です。
2002年12月に設立されました。
スターフライヤーはLCCなの?
LCCの正式名称は、『ローコストキャリア(Low Cost Carrier)』といいます。
名称からすると、LCCというのは、格安航空会社ということになりますね。
ただし、ただ安ければLCCだというわけではありません。
価格が安ければ、全ての航空会社がLCCということになってしまいます。
たまに、スターフライヤーをLCCの括りで扱われているのを見かけますが、スターフライヤーはLCCなのでしょうか?
結論から言うと、スターフライヤーは今のところ、LCCの括りには入らないでしょう。
LCCの正式な定義というものが、現状存在しないため、LCCか否かは、価格+サービス内容で判断することになります。
LCCというのは、効率重視、コスト重視のサービスを行う航空会社のことを指します。
また、下記のような条件が付いていることがLCCの特徴と言えます。
- 航空チケットの予約や発券はインターネットで手配する必要がある
- 機内食サービス、毛布等の貸出は基本的には無い(必要な方は有料)
- 持ち込み荷物の重量制限が厳しい
- 飛行機の遅延時や欠便時のケアを行っていない
そして、スターフライヤーには、上記のようなLCCの特徴である条件は無いんですね。
スターフライヤーは、比較的低価格ではありますが、LCCにはない「上質なサービス」という部分も大きな特徴です。
こういったポイントから、スターフライヤーは、LCCのカテゴリーには入らないと言えます。
スターフライヤーの機体は、なぜ黒い?
スターフライヤーの特徴といえば、真っ黒な機体カラ―ですよね。
何故黒いのか?
創設者の堀高明さんは、今までに無いエアラインを作りたいと模索されていたそうです。
そして、周囲からの反対を押し切って、黒を機体のカラーとして選ばれたと、スターフライヤーの公式HPにあります。
「黒は太陽光を吸収するため、精密機械の塊である航空機には適さないと、機体カラーに黒を使うことを敬遠していた航空業界の中で、その試みはまさに異端。
その後エアバス社との安全検証を重ねた結果、実際には何の問題が無いことが実証でき、今のスタイリッシュな機体デザインが完成した。」
~スターフライヤーの公式HPより抜粋~
スターフライヤーの特徴やサービスは?
スタイリッシュで、オシャレなイメージをお持ちの方が多い航空会社です。
スターフライヤーの大きな特徴として、下記のようなものがあります。
・全席レザーシート
・座席間隔が広い(他の航空会社の同機種では、最大席数180席に対し、スターフライヤーは150席です)
・全席にタッチパネル式モニターを完備
・無料のドリンクサービス有り
・毛布の貸出有り
・1人30キロまで無料預かり有り
・予約変更・チケット払い戻し可能※手数料無し
スターフライヤーが就航している国内空港はどこ?
2018年11月現在、スターフライヤーが就航している空港一覧です。
現状、台湾への就航がある空港は、2箇所のみです。
羽田空港
関西空港
中部国際空港セントレア ※台湾(桃園)便有り
北九州空港 ※台湾(桃園)便有り
福岡空港
山口宇部空港
那覇空港
LCC(格安航空会社)をご検討中の方はコチラこちら
台湾便のあるLCCをお知りになりたい方は、当サイトの別記事で紹介をしています。
紹介させていただいている航空会社は、台湾便のある5社です。
下記のリンクから、ダイレクトに移動することができますので、詳しくはそちらでご確認ください。
fa-share-square-o台湾行きのおすすめ格安航空会社(LCC)
最後に・・必見!台湾⇔北九州・名古屋が1万円! ※2019年3月末で終了しました
現在、スターフライヤーの台湾就航を記念して、キャンペーンが行われています。行われていました。
台湾就航に伴い、今後様々なキャンペーンもでてくると思いますので、気になる方は、チェックしてみてください。
★スターフライヤー公式HP クリックでスターフライヤーの公式ホームページが開きます。
就航記念セール運賃:1万円から/片道 ※2019年3月末で終了
※2018年10月28日~2019年3月30日搭乗分迄
※別途燃油サーチャージ料・施設利用料がかかります。
最後までお読みいただき、有難うございました。