今や、生活の一部と言っても過言ではない程の存在になったコンビニですが、台湾にはどのようなコンビニがあるのでしょうか。
今回は、台湾にある大手のコンビニを紹介したいと思います。
あるコンビニのCMには、日本の有名な女性グループも出ていますので、気になる方は是非ご覧ください。
台湾でも、コンビニは生活の一部
現代では、コンビニの存在は非常に大きなものになりました。
特に、都市部にお住まいの方にとっては、生活の一部といっても過言ではないほどの存在ではないでしょうか。
これは、日本に限った事ではありません。
台湾においてもその重要性は大きく、むしろ台湾のほうが、日本以上に生活と密接しているかもしれません。
台湾のコンビニにも、日本同様に、「飲食料品販売、生活用品販売、雑誌販売、お酒・タバコ販売、ATMサービス、宅配及び受取サービス」などがありますが、驚くべきは、コンビニの店舗数です。
台湾の4大コンビニチェーン
台湾のコンビニで、大きなシェアを占めているのは、4つのチェーン店です。
立地の話ですが、台湾では、コンビニとコンビニの距離が非常に近いことで有名ですね。
そんな台湾の「コンビニ」ですが、台湾にはどれぐらいの店舗があるのでしょうか?
それでは、台湾のコンビニ店舗数を、ランキング形式で見ていきましょう。
まずは、4位から!
コンビニ略称:OK
会社名:來來超商股份有限公司
第4位は、「OK超商(OKチャオ シャン:chāo shāng)」です。
元は、サークルKというアメリカ企業資本のコンビニです。
2018年11月現在のOK超商(OKマート)の公式HPでは、約850店舗となっています。
(台湾の経済部統計所の統計(2016年5月末)情報では880店舗となっていますが、公式HPの情報をベースにしています。)
第4位でこの店舗数は凄いです。
日本でいうと、中国地方あたりに出店する大手コンビニチェーン店並ですね。
最近では、OKminiという、サンドイッチや、飲み物、お菓子などコンビニに並ぶ商品を購入できる自動販売機にも力を入れているようです。
コンビニ略称:萊爾富
会社名:萊爾富國際股份有限公司
第3位は、ハイライフです。
台湾では、「萊爾富(ライェ゛ァーフー:lái ěr fù)もしくは、Hi-Life」と呼ばれています。
4大チェーンのうち、唯一の台湾企業資本のコンビニです。
萊爾富(ハイライフ)の公式HPでは、2014年までの情報しかなく、1,272店舗となっています。
(台湾の経済部統計所の統計(2016年5月末)情報では1,281店舗となっていますが、公式HPの情報をベースにしています。)
萊爾富は、24時間営業をしない、小型店舗を未出店地域に大量出店することで、第1位・2位との差別化を図る戦略を立てているようです。
コンビニ略称:全家
会社名:全家便利商店股份有限公司
第2位は、ファミリーマートです。
台湾では、「全家(チュェン ジャー:quán jiā)」と呼ばれています。
日本では、誰もが知る大手コンビニですね。
ファミリーマートの公式HPでは、2018年の9月時点で、3,287店舗となっています。
さすがは大手コンビニチェーンです、店舗数が一気に増えました。
3位の萊爾富(ハイライフ)の2倍以上の店舗数です。
※ファミリーマートについては、当サイトでファミリーマートを取り上げた別記事がありますので、ご興味のある方は、コチラをご覧ください。
コンビニ略称:711(チー ヤオ ヤオ:qī yāoyāo)もしくはSEVEN
会社名:全家便利商店股份有限公司
第1位は、予想されていた方も多いと思いますが、セブンイレブンです。
日本でシェアNo.1ですが、台湾でもシェアNo.1です。
台湾では、「711(チー ヤオ ヤオ:qī yāoyāo)もしくはSEVEN(セブン)」と呼ばれています。
セブンイレブンの公式HPでは、2018年の9月時点で、5,322店舗となっています。
2位のファミリーマートの店舗数も凄いですが、セブンイレブンの店舗数は、それ以上でした。
セブンイレブン派?ファミリーマート派?各社CMを紹介
台湾でのコンビニユーザーは、セブンイレブン派と、セブンイレブン派に大きく分かれます。
どちらのコンビニも、品数が豊富で美味しく、プライベートブランドもありますので、とても人気なのです。
そのため、台湾の両コンビニも、様々な手法でお客さん獲得に臨んでいます。
日本に住んでいると、台湾のCMを目にする機会は、ほとんどないと思いますので、ここで上位2社の台湾CMを紹介したいと思います。
日本のCMとはまた雰囲気が違って、面白いですよ。
fa-check-square-osセブンイレブン
こちらは、日本の乃木坂46を起用したCMです。台湾でも人気があるようです。
fa-check-square-osファミリーマート
こちらは、添加物の商品が謳うことのできる、クリーンラベル商品を扱っていることをアピールするCMですね。
台湾CMいかがでしたか?
こういうCMを観ると、台湾のコンビニにも足を運んでみたくなりますよね。
台湾コンビニ企業も競争が激しいので、新しいCMも次々と出てきます。
台湾は、コンビニ天国 !セブンとファミマの合計店舗数は?
台湾のコンビニといえば、コンビニ同士の距離が近いことで有名です。
では、実際にどれぐらいのものなのか、イメージしやすいように少し調べてみました。
唐突(とうとつ)ですが、台湾の広さ(面積)がどのくらいあるのかご存知でしょうか?
台湾の面積は、約3万8千k㎡あり、日本でいうところの九州とほぼ同じ広さです。
それでは、日本の九州(沖縄を除く)には、「セブンイレブン」と「ファミリーマート」を合わせると、何店舗あるのか?
各社のホームページを調べてみたところ、セブンイレブンは2,304店舗で、ファミリーマートは1,484店舗でした。
これを合計すると、九州のSEVEN&ファミマは5,591店舗となります。
対して台湾は、セブンイレブンが5,322店舗で、ファミリーマートは3,287店舗でした。
これを合計すると、台湾のSEVEN&ファミマは8,609店舗となります。
お分かりいただけたでしょうか?
台湾と九州は、ほぼ同じ広さです。
その両者を比べると、台湾のほうが約3,300店舗も多いのです。
台湾のコンビニが密集していると言われるのも納得です。
まとめ
台湾のコンビニランキング、いかがだったでしょうか。
台湾には、店舗数の多い順に、セブンイレブン、ファミリーマート、ハイライフ、OKマートの4大コンビニがあります。
右を向いても、左を向いてもコンビニだらけだと言われる理由が、お分かりいただけたと思います。
台湾を訪れる際、あなたはどのコンビニを利用しますか?
日本では利用することのできない、ハイライフや、OKマートで買い物をするのも、新鮮味があってオススメです。
台湾のコンビニ(便利商店)には、お土産になるお菓子も沢山ありますので、お立ち寄りの際は是非、各コンビニをチェックしてみてください。
最後までお読みいただき、有難うございました。