今回は、台湾へ行く際の、格安航空会社(LCC)を紹介します。
台湾旅行でLCCを利用するかお悩みの方は、是非ご一読ください。
目次
LCCってなに?
「LCC」とは、ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略で、格安航空会社のことをいいます。
台湾旅行の際「どこの会社を使うのがいいのかな?」
と悩んだ時などに、是非候補に入れることをおすすめしたいのが、LCC(格安航空会社)です。
このLCCをおすすめする最大の理由は、『価格の安さ』にあります。
渡航の時期や、発着の時間によってもその『安さ』は変わってきますが、場合によってはGWなどの旅行シーズンでも「LCCのプラン」と「ANAやJALのプラン」を比較すると、2万円~3万円前後違ってくる場合もあります。
※航空チケット全般については-share-square-oeチケットとはなに?eチケットの使い方と航空券の種類をご覧ください。
LCCはなぜ安い?デメリットは?
なぜLCCは安いのでしょうか?
その理由は、LCCが効率重視、コスト重視のサービスを行う航空会社だからです。
LCCには、各社多少の違いはあるものの、下記のようなデメリットがありますのでご承知おきください。
■航空チケットの予約や発券はインターネットで手配する必要がある
■機内食サービス、毛布等の貸出は基本的には無い(必要な方は有料)
■持ち込み荷物の重量制限が厳しい
■飛行機の遅延時や欠便時のケアを行っていない
※詳細につきましては、各航空会社の公式ホームページや、直接のお問い合わせにてご確認ください。
上記のような、項目が気にならないという方であれば、LCCを候補の1つとして検討されることをおすすめします。
台湾行き おすすめのLCC5社の特徴
台湾直行便が出ている、LCC(格安航空会社)を5社紹介します。
航空会社によって、便数、持ち込むことができる荷物の重量、基本サービス、オプションサービスなどの内容が異なります。
また、LCC各社とも複数のプランが用意されており、そのプランによってその内容も変わります。
※『スターフライヤー』は「LCC」には属さないため、当記事で紹介するLCC5社の中には含めておりません。『スターフライヤー』については、当サイトの別記事スターフライヤー ~台湾定期便就航!北九州と台北を結ぶ~をご覧ください。
※当記事で紹介するLCCはいずれも日本と台湾を結ぶLCCですが、各都道府県にある空港によっては運航されていないLCCもあります。運航の有無につきましては、各社の公式ホームページを記載しておりますのでご確認ください。
【ジェットスター】
オーストラリアのメルボルンに本社を置く格安航空会社です。
「Jetstar★」のロゴで有名ですね。
ジェットスターの特徴としては、「最低価格保証」を打ち出していることでしょう。
最低価格保証というのは「ジェットスターと同じ日程・時間帯で、他社の運賃のほうがジェットスターよりも安い場合、運賃を10%安くします」という保証です。
ジェットスターには、エコノミークラスの「Starter」とビジネスクラスの「Business」の2種類の運賃タイプがあり、それぞれに追加でオプションサービスをつけることができます。
fa-share-square-oジェットスターの公式HPはこちら(各プランの詳細)
【Peach Aviation】
日本の大阪に本社を置く格安航空会社です。
「Peach」のロゴで有名ですね。
ピーチの特徴としては、日本のLCCであり、ANA出資のグループ会社であることでしょう。
企業理念に、アジアの架け橋になることを掲げており、今後のアジア各地への就航が期待できる航空会社です。
価格面で1円でも安くすることにこだわったサービスを展開しています。
また、日本の航空会社であることも安心できるポイントですね。
ピーチでは、価格を抑えたい「シンプルピーチ」、基本タイプの「バリューピーチ」、サービス豊富な「プライムピーチ」の3種類から運賃タイプを選ぶことができます。
fa-share-square-oピーチの公式HPはこちら(各プランの詳細)
【バニラエア】
日本の東京(成田空港内)に本社を置く格安航空会社で、こちらもANAのグループ会社です。
バニラエアの特徴としては、ピーチと違い、ANA100%出資の子会社であることでしょう。
リゾート路線を中心に運航する航空会社で、成田を中心として、各地に運航しています。
ピーチ航空と比べ、ANA色が強い航空会社ですね。
バニラエアでは、最安値の「わくわくバニラ」、価格を抑えた「シンプルバニラ」、スタンダードの「コミコミバニラ」の3種類から運賃タイプを選ぶことができます。
fa-share-square-oバニラエアの公式HPはこちら(各プランの詳細)
【タイガーエア台湾】
台湾の桃園(桃園国際空港近く)に本社を置く格安航空会社で、チャイナエアラインのグループ会社です。
タイガーエア台湾の特徴としては、台湾の航空会社であることでしょう。
他社LCCと比較して、機内食が凝っています。
タイガーエア台湾では、価格を抑えた「tigerlight」、スタンダードの「tigersmart」、サービス豊富な「tigerpro」の3種類から運賃タイプを選ぶことができます。
fa-share-square-oタイガーエア台湾の公式HPはこちら(各プランの詳細)
fa-share-square-oタイガーエア台湾の公式HP(機内食)はこちら
【スクート】
シンガポールのチャンギ(シンガポールチャンギ国際空港内)に本社を置く格安航空会社で、タイガーエアと合併(タイガーエア台湾は、チャイナエアラインのグループなので別)をした航空会社です。
スクートの特徴は、LCCでは珍しいボーイング787ドリームライナーという、中長距離路線用の大型飛行機を運航していることでしょう。
スクートでは、飛行のみの「フライ(Fly)」、飛行+Bag「フライ・バッグ(FlyBag)」、飛行+Bag+食事の「フライ・バッグ・イート(FlyBagEat)」、最上クラスの「スクートビズ(ScootBiz)」の4種類から運賃タイプを選ぶことができます。
fa-share-square-oスクートの公式HPはこちら(各プランの詳細)
日本~台湾:飛行時間と距離
航空会社によって、多少の違いはありますが、下記が平均的な台北までの所要時間と距離になります。
飛行時間と飛行距離
- 北海道 ➠ 台北 :約4時間30分(約2700㎞)
- 東京 ➠ 台北 :約4時間(約2100㎞)
- 大阪 ➠ 台北 :約3時間(約1700㎞)
- 福岡 ➠ 台北 :約2時間30分(約1300㎞)
- 沖縄 ➠ 台北 :約1時間30分(約640㎞)
LCCが就航している台湾の空港
台湾への直行便で、日本から定期的に直行便が出ている台湾の空港は、「台湾桃園国際空港」「台北松山空港」「台中国際空港」「高雄国際空港」「台南空港」の5つです。(2018年4月時点)
今回紹介させていただいたLCC各社は、台湾でも利用者が多い「台湾桃園国際空港」「高雄国際空港」の2空港(もしくはいずれかの空港)へ就航しているようです。
台湾の空港については当サイトの別記事台湾の空港5選【桃園・松山・台中・高雄・台南】をご覧ください。
まとめ
LCC(格安航空会社)は、できるだけコストを抑えたい方には特におすすめの航空会社です。
ただし、注意点として各都道府県の空港によっては運航されているLCC・運航されていないLCCがありますので、ご利用の空港で運航されているかどうかの確認が必要です。
今回紹介させていただいたLCC5社には、それぞれ重量制限や細かな制約が異なり、それぞれに特徴があります。
どのLCCがベストということはなく、渡航時のご自身の状況に合ったLCCを選ぶのが一番ですので、各社のプランを見比べてご自身に合ったLCCを見つけて下さいね。
最後までお読み頂き、有難うございました。